2026/10/05 09:06

楽譜に向かう髭の老人と、角のあるヘルメットをかぶった人物。1980年表記のKansasのTシャツには、別々のアルバムで見覚えのある姿が、一つの画面に収まっています。


右下の老人は『Leftoverture』のアートワークにつながるモチーフです。バンドの公式サイトでは、Dave McMackenが老人を描いた絵を提案した経緯が紹介されています。Tシャツでも、羽根ペンを持って楽譜に向かう姿が目を引きます。

左側の人物は『Monolith』に見られる、宇宙用のヘルメットと角を組み合わせた姿。公式の解説によると、アルバムの絵を手掛けたのはBruce Wolfeで、バンドが「People of the South Wind」を送った後に、大きな絵画が届いたそうです。

この一枚では、その二人の後ろに球体と帆船が重なります。ジャケットをそのまま四角く載せるのではなく、異なる絵の要素が集まっている。曲をたどるように、プリントの中を見ていけるところが面白いと思います。

アルバムの作者と、このTシャツ全体を構成した作者は分けて考える必要がありますが、元の絵を知ると、褪せたプリントの細部にも目が向きますね。ホワイトとマスタードのラグラン配色も、絵柄の色とよくなじんでいます。

身幅48cm・着丈63cm・袖丈37cm。肩幅はラグランのため計測不可です。袖に汚れがあり、タグは擦れと印字の薄れで判読が難しい状態。素材・生産国・ボディブランド・サイズ表記は確認できていません。価格は17,800円です。